令和4年6月20日  佐々木朗希選手



 今、日本で一番有名な野球選手でしょう。
彼が先日成し遂げた「完全試合」 は、相手チームが全く手も足も出ないという、野球というゲームにおいて、めったに見られるものではないことは確かです。
 プロスポーツを見るという事は、その選手やチームから「夢」を買うことだと思います。その夢をを買うことにお金を払って、その一刻(いっとき)を楽しんだり、またあとから思い返して、楽しい「思い出」として振り返る楽しみもあります。
 彼は試合の後のインタビューで、9回にマウンドに上がるとき「ヒット打たれてもいい」という気持ちだったと、非常に冷静に答えていましたが、その言葉を聞いて、彼が小学校3年生の時に、津波で父親や肉親を失うという大変な経験をし、また住んでいた町の風景も全く違ったものになったと思いますが、その中で育ってきた、背伸びをしないというか、見栄を張らないというたくましさをを感じます。
 1人のプロスポーツ選手として、心と身体を高めていって、何回も「圧巻」を披露してくれることを期待しています。